心配事はwebで調べるな

強くお腹が張る日が多く、その他にも頭痛等ありまして、1週間ほどブログもTwitterもほとんどできていませんでした。

特にお腹が張ることが心配で、「8ヶ月 お腹 張る」などで検索しては心配になり、自主的に安静にしていました。しかし、最終的にはやはり不安だったので、定期健診外ではありましたが病院に行きました。診察の結果、異常が無いことがわかり、やっと安心できました。

病院に行ったのが金曜日。ふと、

気になったときにすぐ病院に行っていれば、早く安心できたんじゃない？

…と。

張ったら休む、は正しい動作なので、行動自体は病院に行っても行かなくても制限されていたかもしれない。しかし、「何か異常があるんじゃないか。早産にならないだろうか」とヒヤヒヤしながら生活するのと、「異常は無いんだし、今日はゆっくり休んでおこう」と思っているのでは、心の余裕が違います。

webで調べると些細なことでも死んじゃう

頭痛のこともそうです。「妊娠 頭痛」で検索すると妊娠高血圧症候群など、母子ともに命の危険がある事例が必ずひっかかります。妊娠にまつわることでなくても、「背中 痛い」で検索するだけで、狭心症・心筋梗塞・膵炎など…怖い病気がたくさん。

もちろんそういう事例もあるのでしょう。しかし、それらがわかったところで、自分では判断できません。結局、病院に行って、答えがでないとずっとモヤモヤしたままになってしまいます。というか、そういう事例に該当する場合はなおのこと、家で考えている場合ではありません。

サイバー心気症というらしい

matome.naver.jp

内容については上記をご覧ください。

私はあまり自分に自信が無いので、決断することが苦手です。だからwebで調べてしまうのですが、webの情報も素性がわからない誰かが書いている情報です。それをすべて信用してしまうのか？また、実際の体験談だったとしても、それが大多数の事例とは限りません。何も起こってない人はそもそも記録に残したりしません。

心配事を深く調べない

心配事というのは体の不調のことに限りません。

例えば「飛行機」に関して。私は飛行機が怖いです。落ちたらほぼ確実に死んでしまうから。しかし、飛行機で怖い思いをしたことは実はありません。webでたまたま飛行機事故について詳しく見てしまってから、怖くなってしまったのです。

飛行機事故に遭遇する確率はすごく低いのに、その低い確率が怖くて旅行も好きなところへ行けないのです。行くとしても、楽しいはずの旅行がフライトが終わるまで楽しくないのです。それってなんだかすごく人生損している気がする。

夫によく怒られるのですが、答えがでないことや、どうしようもないことを心配して調べたり、起こるかどうかわからない不運や不遇を勝手に想定して調べて落ち込んだりするのって時間の無駄だし、楽しくない、と。本当にそのとおりだと思います。

上手にwebを使おう

もちろん、便利な時代に生きているので、楽しいことや効率的にできることに関してはどんどんwebを利用すればいいと思います。
しかし、同時に情報を取捨選択する力もつけていかないと、webに振り回されて、時間を無駄にしたり、楽しくない時間を過ごしてしまうことになります。

性格上、まだまだ修行が必要ですが、上手にwebと付き合っていきたいなぁと思ったのでした。